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忘れっぽいので日々の生活を記録することにしました。

公開日記2日目

 

2月12日(月・祝)


10時半に起床してそこから30分くらい、ベッドの上でダラダラ。今日は実家に行く予定だ。夫さんは祝日なのにお仕事。午前中に夕食の食材の買い出しを済ましてから出掛ける。帰ってきてから買い出し行くのは疲れるだろうし面倒だから。本当は洗濯も炊飯器の予約も先に済ませたかったけど、断念。これ以上遅らせると、バイト前の妹に会う時間が少なくなってしまう。家事でやりたいこと全部終わらせてから、出掛けられる日なんてほとんどないな。おそらく起床時間にそもそもの問題があるな。

 

昨日、育児のワンオペやイクメンの話を夫さんとした。母親のワンオペ育児が当たり前の日本で、子育てをするのはかなり厳しいだろうなと思う。社会も子育てを応援してくれる雰囲気ではないから、子どもを産んだお母さんが育児ノイローゼになったり、乳児虐待したりするのは仕方のないことなようにすら思える。乳児と二人きりで家の中に一日中いる状況を自分に置き換えて想像するだけで、地獄のように思えるもん。

夫さんは、「俺はもし自分の子どもが産まれても、育休を取りたいとは思わない。むしろ今まで以上に仕事頑張らなきゃ、妻と子どもが一生お金で困るようなことがないように今から残業して出世目指さなきゃって、思うと思う」「理想は子供が産まれるまでに、自分が週4時間しか働かなくてもお金が入ってくるようにしたい。家に居られたらちーちゃんのことケアできるし。けど、それが無理なら、ちーちゃんの実家の近くに住んで、ちーちゃんに何かあったときお義父さんお義母さんにすぐヘルプをお願いできる環境にするだろうな」って。
私は、夫さんが子ども産んだ後のことを考えてくれていたことに感動した。さらに、意見を聞いて惚れ直した。夫さんは子育てには関心がないと思っていたし、夫さんの会社のある渋谷から離れる気はないと思っていたから。私は自分の覚悟が固まらない限りは、子育ては無理だし、それまで避妊を続けようと考えていた。むしろ、生活が辛くなりそうだから、子どもは持たなくても良いとすら思っていたんだけど。夫さんが協力してくれて、実家の近くに住めるのなら、子作りも考えようかな。

 

夫さんに対して期待以上のことが起こったときは、付き合って初めてのクリスマスを思い出す。「クリスマスなんてどうでもいいだろ」って言いそうなタイプに見えたから、初めてのクリスマスデートに当時の私は全く期待していなかった。でも、当日は予約した良さげなレストランに連れてってくれて、プレゼントにはティファニーのネックレスをくれた。ビックリしていた私に「そんなに嬉しかったの?」と当時の夫さんが聞いてきたので、「クリスマスデートやクリスマスプレゼントなんて、全く期待していなかったの」と正直に話すと、「俺を何だと思ってたの…」って言われた(笑)私が喜びそうなベタなクリスマスデートを前々から計画してくれて、ティファニーというお店に生まれて初めて入店し、長い時間悩みに悩んで買ったという背景があったらしい。そうゆう背景も全部私に話してくれて、「私この人のこと、とてつもなく好きだな」って思った。たしか、この日に初めて私のこと「可愛い」って言ってくれたんだっけ。

 

 

さて、実家に10日ぶりに帰る。前回、実家に帰ったら「いらっしゃい」って言われたのが嫌だったから、玄関のドアを開けて、「ただいまー!」って大きな声で言いながら入る。母親が玄関先まで迎えにきてくれて、「おー、久しぶりだねー」って。ただいまと言っても、おかえりとは言ってくれない。私が部屋にコートと荷物を置いていたら、父親がやってきた。後ろから私のことを見ているだけ特に何が話しかけるようなことはしない。ただ、私の姿を確認しに来ただけなのかな。最近、父親が老けたなって思う。そうゆうのはあまり意識したくないけど、早く親孝行をしないとな。

バイト前の妹とも会えて話せたし、母親と父親ともリビングで一緒にテレビ観たり世間話したり、何か特別なことはしていないけど、ただ同じ空間に居るだけで、ほっとする。


帰り、吉祥寺行きの井の頭線の電車に仲良さげなカップルが乗っていて、彼氏のほうが先に下北沢駅で降りた。お互いに「バイバイ」と手を振って別れていた。彼女はそのまま渋谷までひとりで電車に乗っていた。その光景を見て、私はもう好きな人と一緒に遊びに行って、途中でお別れして、ひとりで家まで帰ることはないんだと思ったら、小さな幸せを感じた。

 

2日後がバレンタインデーだから、実家のオーブンを使って夫さんにマフィンを作ってあげた。「ありがとー!」「愛してるよー!ちーちゃん!」ってテンション高めに何度も言ってて、引くほど喜んでた。お菓子作りあんまり好きじゃないけど、こんなに喜んでくれるならたまに作ってあげたいって気持ちになるな。

 

おしまい