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忘れっぽいので日々の生活を記録することにしました。

公開日記11日目

 

2月21日(水)

 

昨日はお風呂に入る気力がなかったので、朝シャンをする。朝起きたとき、身体を洗っていないという気持ち悪さがあるので、シャワーから出た後は余計に気持ちよくなる。

朝、キャリアウーマンの年上の女友達からメッセージが入っていて、「夫さんの会社の近くに向かう用事があるから、夫さんの会社に遊びに行くかも!」という内容。仲の良い友達でも夫さんにとって異性というのには変わりない。私はものすごく嫉妬深いので、そんなことで嫉妬してしまう。案の定、一日中モヤモヤしてしまった。私にとって夫さんは理想中の理想で、他の女性たちが夫さんに魅力を感じてしまうことは不可避だと考えてしまうから嫉妬してしまうのだ。そして、結婚前もフリーターをやっていて仕事に対して自信のない私は、仕事をバリバリこなせる自立したキャリアウーマンの女性と夫さんが親しげにしていると、夫さんが私よりもキャリアウーマンたちのほうが魅力的に思えてしまったらどうしようという風に頭の中でモヤモヤと考えてしまうのだ。まだ現実には何も起こっていないのに。悪い癖なので直したいと思っているけど、結婚してもなお、安心はできない。

 

渋谷駅に歩いて向かう途中、お腹が痛くなって立ち止まりそうになった。

今日は仲の良い幼馴染Aとパークハイアットホテルでのアフタヌーンティー。実際、飲み食べしながら、41階の高層階で東京の空を眺めながら、身の回りの出来事を洗いざらい話すことができて、すごくいい時間を過ごせた。だらだら夜まで一緒に居るわけでもなく、夕方にサクッと解散できるAとの間柄をすごく気に入っている。

 

何となくこのまま家に帰りたくないような気持ちだったので、自宅近くの本屋さんにふらっと立ち寄った。買いたい本を数冊ピックアップして、結局アマゾンで注文した。

 

晩御飯は簡単に作れるものを作った。買った鶏肉がパサパサしていて少し不味かった。味噌汁も薄かったかもしれない。

 

夫さんが洗濯機を回していて、何を洗っているのかなと気になり、洗濯機の中を確認したら、肌着と一緒にタオル類も洗われていた。発狂しそうになった。

結婚してから、タオルの洗濯は私がやっていた。2ヵ月程しか経っていないが、既に私の中ではタオル類を洗う時のルーチンはほぼ完璧に出来上がっていて、その秩序を急にぐちゃぐちゃに乱されたされたような感覚になり、頭がおかしくなるかと思った。きっと、全部、朝のモヤモヤのせいだ。こんなつまらないことで自分が乱されてしまったことにも驚いた。でも、このことは夫さんにも伝えるべきだと思って、「タオルは私のペースで洗ったり乾燥機にかけたりしたいから、次からはやらないでほしい」と言った。こんな小さいことでいちいち言ってくる私に対して、夫さんは素直に「ごめんね、知らなくて」と言った。

 

そこから、どんな流れでか少し忘れてしまったが、今日は久しぶりに夫さんの前で泣いた。

私の中に、女性は若いほうが魅力的という考えがあって、40代以降になってしまったら女性としての価値はほぼなくなるので、そのときになったら死んでもいいと思っている。男性は清潔であれば、40代以降も男性としての魅力は衰えないので、若い子で40代の夫さんに魅力を感じてしまったらもう勝ち目はないなとも思っている。 

もしそのときに子供が居たら、私はきっと死ぬに死ねないので、今は子どもを持つ自信がない。

 

「未来に不安を抱えていない人なんで居ないでしょ」と夫さんは言う。人生が80年くらいあるのが当たり前の世の中だから、将来に不安になるのであって、本来ならば、明日が来るという保証なんてどこにもないのだ。

少しでもこの不安をなくすために、ずっと夫さんに愛していることを全身で表現し続けようとか、料理上手くなろうとか、教養を身につけて夫さんも知らない興味の持てる内容の話ができるようなろうとか、私にもできる努力をし続けたい。

 

何かあるってわけではないけど、私は泣いてしまう。それは未来に対しての不安があって、何とかしてその不安をスッキリさしたいという思いがあるのかもしれない。

 

ふと、「明日は大好きな深キョンが出ているドラマ『隣の家族は青く見える』が観れる木曜日だ!」とテンションが上がった。

 

おしまい